Fragment 29
カルナリア基礎教本 性と接続の扱い(初等〜中等共通)
1. はじめに
ここでは、性を特別なものとしてではなく、
身体に起きる現象のひとつとして扱います。
評価や意味づけは、一度横に置きます。
まずは、起きていることをそのまま見ます。
2. 性は現象である
性は、身体の反応です。
身体が変化する。
流れが変わる。
ときに接続が起きる。
それ自体は、短く、自然に通過するものです。
3. 反応について
反応は、自分の意思とは関係なく起きることがあります。
・反応があること
・反応がないこと
どちらも異常ではありません。
反応は評価の対象ではありません。
4. 意味について
人は、現象に意味を重ねます。
・関係
・価値
・役割
これらは後から付与されるものです。
必要な場合もありますが、
重なりすぎると、現象が見えにくくなります。
5. 境界と同意
他者との接触には、必ず境界があります。
・自分の境界
・相手の境界
どちらも同じ重さで扱います。
同意とは、
・自由に選べる状態であること
・断ることができること
・立場の影響が小さいこと
を含みます。
同意が不明な場合は、接触は行いません。
6. 接触の段階
接触には深さがあります。
・距離の共有
・軽い接触
・深い接続
深くなるほど、慎重に扱います。
無理に進める必要はありません。
通らないときは、そのままにします。
7. 自分の扱い
自分の状態は、自分で扱います。
・違和感があるとき
・重さを感じるとき
無理に意味をつけず、
一度現象として見ます。
必要であれば、
・距離を取る
・休む
・相談する
という選択を取ります。
8. 他者との関係
他者は、自分とは異なる状態にあります。
・同じ反応をするとは限らない
・同じ意味を持つとは限らない
前提を共有せず、
その都度確認します。
9. 問題が起きたとき
問題は、恥ではありません。
・境界が崩れた
・意味が重なりすぎた
など、調整可能な状態です。
一人で抱えず、
適切な場所に相談しましょう。
10. まとめ
性は、
・特別なものではなく
・身体に起きる現象のひとつです。
まずは、起きていることをそのまま見る。
その上で、必要な分だけ扱います。